[川(西)] 誓約の幹部 : 水音が響く。
西側、川の上流に男は居た。

[川(西)] 誓約の幹部 : 流石に身を清めないとまずいだろう、と物陰になる水場を探していたのだ。

[川(西)] 誓約の幹部 : 夜になれば風が冷える。
故に、まだ日のある今の内に。

[川(西)] 誓約の幹部 : 1d6 1〜2なにも 3〜4ほどよい 5〜6完璧 (1D6) > 4

[川(西)] 誓約の幹部 : 少し探せば、岩陰となる水場があった。
やや水底がごつごつとしているが、問題は無い範囲だ。

[川(西)] 誓約の幹部 : 「……さ、て」

[川(西)] 誓約の幹部 : 衣服を脱ぎ改め、近場へと畳置く。

[川(西)] 誓約の幹部 : 足先を水に入れた途端、僅かに声が漏れた。
想定よりも水温が低い。

[川(西)] 誓約の幹部 : しかし、日差しにて熱帯びた身体にはそれが丁度良く。
心地よい冷気が身体を包む。

[川(西)] 誓約の幹部 : 思えば、この島に飛ばされてから肩肘を張ってばかりであった。
ようやく、本当にようやく今、一時の安息を手に入れることが出来た。

[川(西)] 誓約の幹部 : 身を清め、髪の脂を落とし……少しばかり身体を伸ばし。

[川(西)] 誓約の幹部 : ふう、と水からあがった姿は、どこか安らかなものだった。

[川(西)] 誓約の幹部 :